ものの器には出入口が無ければなりません。
どのようなお墓にも出入口は必要です。入口のない墓地というのは、玄関のない家と同じなのです。
三尺の狭い巻石でも、延石の前の部分を少し面取りして入り口とします。
例え墓石が他の方向に向いていても、入り口のある方が正面となります。
まったく入口の無いお墓をよく見かけますが、どこからはいるのだろうと考え込んでしまいます。
正しくクリ階段にしておかなければ、墓城はせっかくの真四角であるのに変形八角形となってしまいます。
墓相屋のいうとおりにお墓を建てたのですが、入り口が花立てで遮断されていたので、
お墓を作り替えましたという方がいたそうです。
お墓の入り口が花立てで邪魔されていたというのです。
また、墓地はインドのヒンズーの思想から派生していて、子宮をかたどっているといわれています。
仏塔はそのまま男性器を象徴しており、子孫の繁栄を願う表れでもあります。
相続を願わないことには墓は建たないというのもそこからきています。
聖なる世界への入口は、まさしく産道(参道)です。
墓は母なる大地と男根の融合を象徴して、親から子へ、子から孫への悠久の節理の中での繁栄を願うものです。
入口も出口もない流れのない墓地であってはなりません。
産道(入口)は必ずクリ階段とします。
入口の前面を階段状に施工するのも間違いです。
意味のない施工はけっして良い結果を招きません。
花立てや線香立てなどの際具も、巻石の外に出してはなりません。
具足は仏前の前にあってこと意味があるのです。
*ここに記載している内容は参考としてください。
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