ゴールデンウィークもあと少しとなりました。
遠方よりお帰りの方、もちろん近場でも、事故にはくれぐれもご注意ください。
さて、今回は「結界石」の意味についてです。
墓地を囲む石は大変重要な意味合いを持っています。
結界石がなければ、どこが浄土でどこが俗なる場所なのかの境がわかりません。
あの世とこの世を隔てる聖俗分離の仕切り石なのです。
つまり穢土と浄土の世界を分けています。
高くて30cmまでの巻石で、正しく四角に一本石で囲みます。
見えないところをセメントで盛り、見える部分だけ大谷石を使うなどは無責任極まる施工です。
また、結界の巻石は独立したものですから、隣の墓と共同使用の一本石ではいけません。
各戸独立しているのですから、各々で巻石をして二本の石が境界を造るようにします。
隣との境がなければ整然とした様子も保てず、お家が確立されません。
いかにも共同体のような雰囲気がそこにあったならば、独立した考えが芽生えないのも当然です。
結界石は入り口をクリ階段にします。
結界石の上に乗せる石囲いも、玉垣、須浜、欄干のいずれかでなければなりません。
お寺の本堂をみてもわかるように、必ず欄干で巻かれています。
京都の三条大橋や五条大橋にも欄干擬宝珠が付けられていて、
鴨川がいかに宗教と密接な関係を持った川であるかがわかります。
欄干宝珠の簡略化したものが玉垣で、今でも聖なる建物(神社など)には結界として巻かれています。
それを一層簡略化したのが須浜です。
むやみに石を高く積むだけでは無意味ですし(舞台葛石式を除く)、
そんなところにお金をかけて満足するべきではありません。
写真:五条大橋の擬宝珠
安芸郡熊野町の石材のことなら何でもどうぞ、自社加工が自慢の寺垣内石材店でした。
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安芸郡熊野町出来庭6-2-4
TEL:082-854-0326
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜