お墓を建て替えた時は、今までのお墓を処分しなければなりません。
田舎のお墓を移転した場合や、同じ墓域の中で新しく建て替えた場合の古いお墓がそうです。
いくらお墓を新しく建てたからといっても、今まで拝んできた墓石を「はい、さようなら」と捨ててしまえるものではありません。
「無用なのだから捨ててもいい」「埋めたらどうか?」「粉々に砕いて墓地の中に還元しましょう」などと無責任に言う人もいますが、後の責任について知らぬ体では困ります。
確かにご本尊さまと先祖さまは新たな石に移っていただいたのですから、今までの石は空室同然ですが、その石には戒名や仏文字が刻まれています。
不要になったからと言って、捨てたり、埋めたり、割ったりできないのです。
死んだ人の魂が肉体から遊離して往生したとしても、その亡骸に鞭打つようなことができるでしょうか。
旧石は今までの心の支えであったわけですから、手厚く無縁塚で祀って供養します。
しかし、仏さまは新しい石に移っておられるのですから、今までのようにその石に先祖がいるとしてお参りに行ってはいけません。
旧石を解体した場所に木の墓標を建てて、静かに引き下がります。
跡地はお寺などに変換したのですから、たとえ翌日に他人に売られて木標を抜かれても気にすることはありません。
写真:世界のお墓シリーズ イギリス/ロンドン
(Photo:Guarini Letizia「ヨーロッパの匂いーロンドン」より)
※ここの記載は参考としてください。
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安芸郡熊野町出来庭6-2-4
TEL:082-854-0326
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜