お墓を考える時、直系と傍系を調べるのは大切なことです。
死んだ人は大人であれ子供であれ分け隔てなく「先祖」であるものの、流れとして順序があるからには何もかもひとまとめでは済まされません。
祖父母夫婦がいて、父母夫婦がいて、自分たち夫婦がいて、子供夫婦が続くのです。
ホトケになるのは死んだ順番でしょうが、祀りとして考えたとき、この縦の順序を遵守しなければなりません。
そうでないと、水子が大先祖になってしまいます。
葬式のお焼香の順序や、結婚式のスピーチの順序、座席の順序などが、えてして問題にされます。
先輩後輩の間を守ることは現代でもやはり美徳だといえましょう。
日本人はこのように神経がこまやかな民族なのです。
先祖や仏に上座に着いていただくことは当然です。
初代の祖父母を刻み、父母の座を確保して、自分たち夫婦があるのです。
お祖父ちゃんより母が先に死んでも、お祖父ちゃん夫婦の場所を空けて母の戒名を刻むことは当然の法則なのです。
それが縦の直系であって、他の独身死者などは傍系(非相続者)となって刻む場所が変わります。
三歳で死んでも六十歳で死んでも独身者ならば同じ傍系です。
分家した兄弟が亡くなり相続者がなければ、傍系として入れてあげねばなりませんし、葬式も法事も営まねばならない立場に立つのです。
先妻の子供が本来相続をしたときの後妻さんも傍系になります。
他に祀り手のない場合は必ずどなたかがそのあとの供養を取ってあげることです。
戸籍謄本などを取り寄せて墓を建てる時は、こうしたことを必ず確認しなければなりません。
※ここの記載は参考としてください。
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