お墓を建てる目的は先祖の供養にあるのですから、すべての先祖が確実に把握されていなければなりませんが、ほぼ難しいことでしょう。
本家の場合、2~3百年続いている家の多くは、戒名と位牌と墓と家系図がなかなか一致しません。
相続者の管理が悪いのではなく、戦争があったり災難があったり家運の浮き沈みがあったり、引っ越しがあったりで、いくら供養の篤い家でもそれは大変難しいものです。
一番困難をもたらす原因は家やお寺の火事による焼失のようです。
しかし、だからといって「わかりませんからもう”先祖代々”としておきましょう」とか、「○○家之墓でじゅうぶんですよ」という考えはおすすめしません。
「先祖の先の先まで調べていたら墓なんか建てられませんよ、わからないのですから」と諦めるのは最後の最後にしてください。
お墓を建てるにあたり一人でも抜け落ちる先祖がないよう、先祖の全員にお茶が渡るように勤めてこそ供養が叶えられたことになります。
分家して家を興した時点の初代からはっきりと家の先祖を把握し、夫婦単位で祀っていきましょう。
相続者と非相続者を分けるのです。
当家の先祖とそうでない先祖とも分けます。
今まで抜け落ちて祀られていなかった人が判明することもあり、それは感動的と言えます。
戒名が付けられていなかったり不明な人があれば、今からでもお寺様にお願いして付けてあげてください。
字の画数が悪いからといって戒名を変更することはやめてくださいね。
※ここの記載は参考としてください。
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