前回の続きです。
累宝塔は、こんな時におすすめします。
1.たくさんのお墓を一本にまとめる時。
2.狭い墓地で五輪塔などが建てられない時。
3.宗派が以前と変わった時。
4.妻の実家が絶え、夫側と合わせて祀る時。
5.分家の相続がなく絶えて合祀する時。
6.子供が娘ばかりである時。
では、どんな場合なのでしょうか。
4.妻の実家が絶え、夫側と合わせて祀る時。
妻が一人娘または娘ばかりの姉妹である時、妻と夫の間で生まれた子供の因縁や血筋は両方を受け持っています。
従って、両家のお祖父ちゃん、お祖母ちゃんを継承祭祀して当然なのです。
たとえ宗派が違っても宗教の差異で親の供養を変えるのではなく、この親の祀りをどうすればよいのかの問題であって、塁宝塔の中で、当主の主宰によって合わせて供養を行うものです。
5.分家の相続がなく絶えて合祀する時。
分家を本家の墓と一緒にして祀ります。
6.子供が娘ばかりである時。
4の場合と似ていて、子供が娘ばかりであって、独身でいるか全員他家へ嫁いだかいずれの場合もそうですが、総じて家名が消えることを嘆いておられます。
娘であろうと子供はいるのです。
家名を死守するための人生ではありませんし、男が父母の先祖を祭祀し、女は他家に出したので供養ができない立場と解釈するのは間違っています。
女の子であっても男と変わらない立派な我が子ですし、将来親の供養を営むことも自然です。
その子に遺産も流れますし、顔もそっくりです。
外孫も内孫も区別はありません。
我々人間は全てが両方の因縁を背負っているわけですから、両家の先祖を祀らねば供養が成り立ちません。
塁宝塔は家名を大事にする墓の印ではありません。
宗派の仏に抱かれる仏塔ですから、娘ばかりのお家でも、この塔を建てれば仏と先祖の導きにより必ず力強き相続者に恵まれます。
その祈願を石に、仏に込めるのです。
親の働きを娘は見ています。
塁宝塔を建てれば、それが南無阿弥陀仏なり、南無妙法蓮華経であり、そのなかで仮に将来家名が絶えたところで、娘の嫁いだ新しい家系のなかで合体した先祖の祀りのお墓ができるのです。
*ここに記載している内容は参考としてください。
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