累宝塔を考え一番最初に建て、それを「累宝塔」と命名されたのは比叡山延暦寺の山田恵諦座主です。
『累』の字は人間にとって重要な"田"と"糸"からなっています。
つまり"食"と"衣類"を表し『宝』には財産と子宝があります。
天台宗座主のお建てになられた墓はいうまでもなく、最高の仏塔であり供養のなされるものです。
六角形の墓で珍しいのですが、何も奇異なるものではありません。
大津市坂本にある比叡山のお墓をみると六角形が多く、本願寺の勧学さまのお墓も六角であり、知恩院のお墓にも多く建っています。
累宝塔は木造の六角堂の石造り品です。
姿は五輪塔の要素を取り込んでいます。
六角石の中に丸い筒状の石(仏心石)が挿入されていて、如何なる戒名法名も彫刻可能です。
永年の雨風雪に磨耗風化することなく、一千年の風雪に耐えるものです。
仏菩薩に先祖が抱かれた姿であり、それが蓮華の花弁に乗っているのです。
写真:重要文化財 万福寺の宝塔
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安芸郡熊野町出来庭6-2-4
TEL:082-854-0326
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