真言宗では、五輪塔を身体に見立てています。
それを参考にしたのでしょうか、位牌墓も座禅を組む姿に見立てていて、仏石は人間の上半身に当たるという人々がいます。
だから、仏石の上に傷があれば頭の病気、中にあればお腹の病気、下にあれば足の病気になると決めつけているのです。
お墓の部位と人間の身体に当たる部分がイコールで、そこに傷があれば病気になるという根拠はどこにあるのでしょうか。
そのような決めつけを正当化し、正論として押し付ける人たちにとっては正しくても、一般常識のある者からすると勝手な解釈であり、受け入れるに足らない論法なのです。
お墓の傷の一つが人生を左右したり病気になったりするものであれば、今の病気の原因は墓の傷にあることになり、事実そうならば画期的な発見となるのです。
お墓の向きが悪い、戒名の字が悪い、建てる日時が悪い、子どもがいうことを気かないのだ、大事なものが取られるのだと、結論付けています。
それから逃れて救われるのには五輪塔を建てなさい、
広い墓地を買いなさい、
墓相の先生に指導してもらいなさい、
僧侶は力を持っていません、
このお墓を建てなさいと宣伝しているのです。
南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経では家が絶えてしまうといった誤った教えも主張しています。
一つの信念だという見方もできるでしょうが、一つの宗教団体を名乗る人々だからいえることです。
そこの信者になるのならば今までの家の宗教を打ち捨てて入信し、そのような墓を建てることも許されるでしょう。
それは信仰なのですから。
写真:世界のお墓_ピラミッド:エジプト(GATAG フリー画像より)
※ここの記載は参考としてください。
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