台風が通り過ぎ、心持ち涼しくなったような気がします。
吹く風の中にもひんやりしたものを感じ、季節の変わり目を感じる今日この頃ですね^^
さて、今回は「位牌墓」についてお話したいと思います。
五輪塔、宝塔、宝篋印塔(ほうきょういんとう)の横に建つ墓石はすべてが位牌墓でなければなりません。
これらの仏塔を建てることは最大の供養になるのですが、それは死後50年経過したかどうかによる分け方をしています。
50年にならない父母などは位牌墓にて追善供養を施すわけですから、五輪塔などへ性急に納めません。
位牌墓の正面は必ず夫婦の戒名を刻みます。
日本人の特徴として夫婦は二世の心を持っています。
夫婦が単位であり、その合体が相続を受け持つ子息なのです。
宗派によって仏種子を刻むことはいうまでもありませんが、位牌墓の場合は裏面に死亡年月日と俗名行年を記載します。
これは夫婦のみのお墓であって、次に亡くなった人は入れません。
面倒だから一基で混入させようというのではなく、ホトケに昇華した遠祖(五輪塔)とその道中である親のための供養の墓(位牌墓)がなければなりません。
死者は何もかも同じだというものではありません。
父が死んで、残された母の戒名を頂いて位牌墓に刻み朱色を挿入しておく場合もありますが、その場合は60歳を過ぎており、お孫さんも20歳を過ぎていることが条件となります。
位牌墓は、必ず仏塔とペアで建ちますから、五輪塔一基だけとか位牌墓一基だけの建ち方はありません。
位牌墓に刻まれた夫婦のどちらかが33年、または50年を経過した時は、抜魂撤去の後に仏石のみを無縁塚へ合祀し、戒名を五輪塔の続きに刻んで格上げします。
*宝篋印塔(ほうきょういんとう)・・・宝篋印陀羅尼の経文を納めた塔。方形の基礎・塔身・蓋からなり,
蓋の上に相輪を立てる。蓋の四隅に隅飾り突起がついているのが特徴。
(「ブリタニカ国際大百科事典」より)
*ここに記載している内容は参考としてください。
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