霊標と同じように、「○○家之墓」の横に地蔵尊が建てられている光景をよく見かけます。
子どもや水子を供養する人の気持ちが伝わって大変ありがたい光景ではありますが、
良く考えるとおかしな姿でもあります。
子どもにはせっかくお地蔵さまという仏が与えられてるのに、
肝心のご先祖様や親や夫、妻のお墓に仏様がいないのです。
「○○家之墓」という印ではなく、まず大人の墓にも仏様をお迎えしてほしいものです。

水子や子どもの供養には地蔵尊を建ててあげましょう。
必ず入口に向かって左側に建ててください。
つまり北を背にして建てるのです。

戒名を刻むときは、舟型光背には刻めませんので、必ず竿石を背負った地蔵尊にします。
光背は仏の慈悲と力を表すものですから、そんなところに戒名を刻んではならないのです。

真宗ではすべて如来一仏といって阿弥陀仏に帰依しますから、地蔵尊は不要です。
五輪塔も地蔵尊も霊標もすべて阿弥陀の力に包括されます。


＊ここに記載している内容は参考としてください。

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安芸郡熊野町出来庭6-2-4
TEL：082-854-0326
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定休日：日曜