電気が故障すれば電気屋さんへ、身体の調子が悪ければ病院へいきます。
そのようなごく当然のことが、お墓の場合にはされていないことが往々にして多いようです。

最愛の人が亡くなって、お寺さんとの付き合いが深くなり、仏壇、仏具、戒名、法事、回向、読経に至るまで、せっかくお家の宗教に則ってすすめているのに、いざお墓を建てる段になると一転して怪しげな雰囲気になります。
位牌や板塔婆を見ると、大抵はお寺さんの指導でお家の宗教に従って正しく行われているのに、お墓を建てる段階で宗教以外の考えを押し付けられていることがよくあります。

担当者が墓地と石のことばかりに終始して、あとから考えると肝心の家の宗派も聞かれなかったという経験をお持ちの方も少なくないでしょう。
また、たとえ用心深い人でも、まっすぐ専門家のところへ行けばいいのですが、「どこに相談に行っていいかわからなかった」といって、テレビで見た占い師とか霊媒師、墓相屋など墓とは全く縁の遠い人のところに相談に行って、かえって結果的に最悪のお墓を建ててしまっています。

元来、宗教的な見識のない人にお墓のことを聞くのが的外れなのです。
高いお金を出して、結局は供養の心が全く反映されていないお墓を建ててしまうことになってしまいます。


写真：天台宗　比叡山延暦寺（ウィキペディアより）

※ここの記載は参考としてください。



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安芸郡熊野町出来庭6-2-4
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定休日：日曜