墓塔のいろいろ ~宝篋印塔~
(有)寺垣内石材店
宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、昔は身分の高い人のお墓として使われていました。
五輪塔は武家の墓だと今でもいう人があります。
いまは、身分や階級で墓を建てたりしません。
分家初代ならば八寸の標準墓、先祖が六代までなら五輪塔、十二代ぐらいならば宝篋印塔、それ以上ならば累宝塔となります。
いわゆる身分ではなく、先祖の数の多い少ないで違ってくるのです。
先祖が二十霊もあるのに、普通の八寸の墓に納めようとすること自体が無茶であり無理なのです。
戒名が多いということは、それだけ家の歴史が続いたことであって喜ばしいことであり、先祖の数からいって五輪塔や宝篋印塔、累宝塔を建てることになります。
宝篋印塔は『一切如来心秘密全身舎利宝篋印陀羅尼経』のお経に基づき、この写経を納めることを必須条件として建立する仏塔です。
月輪の部分に四方仏を刻み、東を「阿閦如来(あしゅくにょらい)」、南を「宝生如来」、西を「阿弥陀如来」、北を「不空成就如来」とし梵字で表します。
頭部に相輪を置き、上より宝珠、請花、九輪、請花、伏鉢、露盤と呼んでいます。
最近は伏鉢のない塔が多くあります。
これがなければ塔にはなりません。
安置の仕方には、二通りあります。
1.如何なる方位であっても入口がある方を東として建てる。発心門を東とし阿閦如来を持ってくる。
2.必ずその方位に向けて、方位の如来を安置する。
例えば、入口が南であれば、1の場合は「阿閦如来」ですが、2の場合は南の南の仏である「宝生如来」を持ってくる。
多くの場合は、四仏を刻んだからには、その方位に向けて安置することが多いようです。
写真:石山寺(滋賀県大津市)の塔。奥の塔は国の重要文化財で典型的な関西形式。基礎石の側面には枠内に美しい格狭間を刻み、塔身四方には月輪(がちりん)内に胎蔵界四仏の種子を刻む。鎌倉後期。手前の塔は基礎石上面を複弁返花に刻む。(ウィキペディアより)
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安芸郡熊野町の石材のことなら何でもどうぞ、自社加工が自慢の寺垣内石材店でした。
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◆店舗情報◆
安芸郡熊野町出来庭6-2-4
TEL:082-854-0326
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜
基本情報
名称 | (有)寺垣内石材店 |
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フリガナ | テラガウチセキザイテン |
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住所 | 731-4221 安芸郡熊野町出来庭6-2-4 |
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アクセス | JR矢野駅南口より車で20分 |
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電話番号 | 082-854-0326 |
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ファックス番号 | 082-855-0855 |
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営業時間 | 8:00~17:00 |
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定休日 | 日曜 |
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駐車場 | 有 |
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ホームページ | https://teragauchi-sekizai.com/ |
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