WEB版 広報さか
食育だより
管理栄養士からの
メッセージ
いよいよ暖かい春がやってきますね。店頭ではみずみずしい春野菜が目を楽しませてくれています。栄養価が高い旬の食材を料理に取り入れて、新しい季節へ向けての体のメンテナンスを行いましょう。寒い冬の間眠ってしまっていた活力を目覚めさせましょう。
今回は牛乳と新じゃがいも、新たまねぎを使った「ミルク肉じゃが」を紹介します。
牛乳は筋肉を育て、活発な内臓を保つための良質なたんぱく源です。
そして、丈夫な骨や歯を維持する大切なカルシウム源でもあります。しかも、カルシウム以外のミネラルやビタミンも豊富で、健康のために必要な栄養素がいっぱいの食品です。
肉じゃがを牛乳で作るのは、驚く組み合わせですが、だし汁を牛乳にかえると、コクのあるいいだし汁になります。牛乳のうまみ成分のおかげで味が濃くなるので、塩分が少なくてもおいしく仕上がります。普通に作るのに比べて塩分は半分になり、栄養価はアップします。牛乳臭さもありませんので、ぜひお試しください。
ミルク肉じゃが
【下準備】
新じゃがいも:きれいに洗って皮ごと一口大に切る。
新たまねぎ :皮をむいてくし形切りにする。
にんじん :一口大の乱切りにする。
【作り方】
(1) フライパンにサラダ油を熱し、新じゃがいも、新たまねぎ、にんじん、牛肉を順番に入れて炒め、肉に火が通ったらAを加えてキッチンペーパーで落し蓋をして煮る。(牛乳は吹きこぼれやすいので注意!)
(2) 新じゃがいも、にんじんがやわらかくなったら火を止め、絹さやを加えてふたをして余熱で火を通す。
(3) 絹さやがアクセントになるように器に盛る。