やむを得ない事情で、海田町外での接種を希望する場合は、希望する市町村に申請をし、住所地外接種届出済証の交付を受ける必要があります。（一部の人は申請を省略することができます）

 申請を行い、住所地外接種届出済証の交付を受けることができる場合は以下のとおりです。
　・ 出産のために里帰りしている妊産婦、単身赴任者、遠隔地へ下宿している学生
　・ドメスティック・バイオレンス、ストーカー行為など、児童虐待およびこれらに準ずる行為の被害者　など

接種を希望する市町村の担当窓口に相談してください。

接種を希望する医療機関などに直接相談してください。
申請を省略することができる場合は以下のとおりです。
　・ 入院・入所者
　・ 基礎疾患を持つ人で主治医が接種する場合
　・ 副反応のリスクが高いなどのため、体制の整った医療機関での接種を希望する場合
　・ 市町村外の医療機関からの往診により在宅で接種を受ける場合
　・ 災害による被害にあった場合、勾留または留置されている者、受刑者　など

　副反応は１回目より２回目接種後により強く起こりやすいですが、十分な免疫をつけるには２回接種が望ましいとされています。また、このワクチンを接種しても人の遺伝子に影響が出ることはありません。

いつ出る？
　接種した１～２日後に副反応が出現することがありますが、ほとんどは３日以内に回復します。
　特に２回目接種後は発熱を含めた副反応が起きやすいので、接種当日と翌日は、予定を空けることをおすすめします。

どんな症状？
　主に接種部位の痛み・だるさ・頭痛・筋肉痛・発熱などがあり、発熱以外に悪寒や関節痛が出る場合もあります。接種直後の痛みはそれほど強くありません。
　発熱時は解熱剤を使っても構いません（ワクチンの効果は下がりません）。解熱剤はアセトアミノフェンのほか、イブプロフェンやロキソプロフェンも使えます。

副反応と感染の見分け方
　発熱以外に咳や咽頭痛、味覚、嗅覚の消失、息切れなどの症状がないかどうかが手がかりとなります。
こんな時は医療機関に相談してください。
　・ 接種後２日以上経っても解熱しない
　・ 症状が重い
　必ずしも2回目も同じ症状が出るわけではありません。
　また、副反応予防のためにあらかじめ解熱剤など服用することは推奨されていません。