男子の兄弟がいる場合、長男が仮に亡くなっても次男がいるので、家を継承することは容易です。
しかし今の家族構成をみると、夫婦に子供は全国平均で1.45人（2015年時）であって、親の二人が死ねば家族の件数は徐々に減っていく傾向にあります。
子供のいない家庭とか、いても娘であるとか、「我が家の一人娘に養子を迎えたいのだが、相手も男の子が一人なので破談にしようと思っている」と言う人も少なくありません。
何という悲劇でしょうか！
好きな人とも結婚できないとは！
そんなに家の看板は大事なのでしょうか。
娘の人生を犠牲にしてまで養子を考えねばならないのでしょうか。
また、家の看板を守るために身内から養子を迎える話もよくあります。
兄弟の子供を幼児のうちに手なずけるわけです。

妻の実家に跡取りがなく家の継承ができないという場合も多くあります。
○○家の主人と△△家から嫁いできた奥様の間に生まれた子供は、一般的には○○の姓を名乗りますが、両家の合作であり因縁も平等に相続しているのです。
○○はもちろんのこと、母親の実家でもある△△の供養も当然営まなければならない立場の人であることに違いはないのです。
△△は他家ではありません。
供養してバチの当たるご先祖ではないのです。

すべてがそうなのですが、両家を祀り供養して初めて人間は成り立つのです。
妻側の親や先祖をないがしろにして「人の道」は成り立ちません。
将来は合体している身体と同じく合体したお墓を建てねばならないのです。

写真：石原裕次郎の墓

※ここの記載は参考としてください。


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TEL：082-854-0326
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