WEB版 広報さか
健康さか21 ～１に運動 ２に食事 よい習慣で健康生活～
「広報さか 2015年 7月号」掲載記事
ＣＯＰＤ (慢性閉塞性肺疾患)は、「肺の生活習慣病」といわれています。ＣＯＰＤ患者の90％がたばこと関係が深く、たばこを吸うことで、肺に慢性的な炎症が起き、徐々に肺の機能が低下します。病状が進むと呼吸困難を引き起こします。禁煙によって発症を予防、進行を阻止することができる病気です。
こんな症状はないですか？
□ かぜでもないのに咳や痰が長引く
□ 階段を上がると息切れがする
初期には、かぜの症状に似ていることから、病気に気づきにくいので、注意が必要です。
COPDが心配される人は
1. 喫煙習慣者
ＣＯＰＤは、ヘビースモーカーほどかかりやすい
2. 受動喫煙者
周りに喫煙者がいる人は喫煙者と同様に有害物質を吸い込んでいるのでＣＯＰＤにかかりやすい
3. 以前たばこを吸っていた人
過去に喫煙歴があるとＣＯＰＤが、進行している可能性があるので注意！
ＣＯＰＤが進行するとどうなるの？
ＣＯＰＤが進行すると、少し身体を動かすだけでも十分な酸素が取り入れられない状態がおきるようになります。
重症化すると在宅酸素療法が行われるようになり、また、様々な合併症が起きやすくなります。
きつい咳が慢性化します
↓
平地でも、息切れします
↓
自宅での酸素吸入が必要となります
こうなる前に、まずは禁煙を！早期発見、早期治療に結びつけることが大切です！
禁煙相談会のご案内(個別相談)
坂町では、禁煙支援アドバイザーが、皆さんが抱えるタバコの悩みにお答えし、チャレンジを応援する 禁煙相談会 を行います。味覚が変わり、お食事もおいしく食べられるようになりますよ。禁煙に向けての第一歩を踏み出してみませんか？禁煙したい方やそのご家族の方、どなたでもお気軽にご相談ください。(予約制)
開催日 平成27年８月６日（木） ・ 平成28年１月14日（木）
と き 13時30分～15時30分 (30分程度を予定しています)
ところ 保健センター
◎問合せ 保健センター 082（885）3131
